爺神山


昼過ぎてから急に高瀬町の爺神山(とかみやま)に行きたくなった。午前中,ワープロで般若心経の冊子を作っていて,般若心経を唱えたくなったのである。

爺神山には大師堂という小さなお堂がある。以前本山(もとやま)寺から本門(ほんもん)寺までのウォーキングのときに寄って,お気に入りになっていた。小さなお堂であるが,すごくフレンドリーに感じられる場所なのである。般若心経を心置きなく唱える場所といったらここしかないと思えるくらいよい場所である。

2時ごろ軽トラックに乗ってお堂まで行き,だれもいないのをこれ幸いにして,気持ちよく般若心経を唱えた。その後,爺神山を一周する2km弱のミニ八十八か所めぐりに行った。道のわきの88ヶ所にほとけの石像が安置されている。どれも前掛けをしていて,地蔵さんのようである。それぞれのところで3回ずつ南無阿弥陀仏を唱える。真言宗のほとけであるが,許してもらうことにする。

44番目でちょうど半分になるので,そこで再び般若心経を唱える。全部まわり終えてお堂に戻ってからもお堂の中で般若心経を唱える。今日は3回,般若心経を唱えてしまった。1時間弱のコースタイムである。

(2019年12月4日 水曜日 曇り)