十二指腸閉塞

いよいよ十二指腸の閉塞が現実のものになりつつある。すい臓にできたガン細胞が十二指腸あたりでも増殖して食べ物の通りを塞いでいるのである。

昨日は弟夫婦が家に寄ってくれ,楽しい会話をしたが,途中で気分が悪くなり寝込んでしまった。寝れば治ると思っていたのに,お腹の調子がだんだん悪くなった。最初は吐き気をもよおしていたのに夜中の3時ごろ,お腹が急に痛くなり,これはかかりつけの病院に急患で行かなければと思う程になり,トイレでバケツを抱えて唸っていると,急に吐き気がして大量の胃液を吐いた。自分でも驚くほどの量であった。

吐いてしまうとお腹の痛みもなくなり,吐き気も気にならなくほど和らいだ。

妻が気が付いて,起きて来てくれた。しばらく妻と台所で会話する。

8日にCTの撮影があり,9日に診察がある。そのときには閉塞に対する処置について話すことになろう。

閉塞に対する処置には手術で十二指腸をバイパスする道をつける方法と,十二指腸内にステントを入れる方法の2種類がある。いずれになるにしろ,再び入院である。

それまでは食べ物に気を付けて,無理をせず,静かに過ごそう。

(2020年1月4日 土曜日 曇り)