毎日のこと

毎日,何かすることがあるのは,大変な喜びである。

大したことでなくても,することがあるのは嬉しい。

最近は,1時間ほど,パソコンに向かっていても,目がしょぼついて来て,すぐに布団で寝そべることが多い。そのような,何もしない日でも,目が覚めて,さあ,昼ごはんの時刻だと思うと嬉しい。

こういう気持ちは入院中はあまりなかった。

家にいると,ほとんど何もしないし,なにか特別なことができる訳でないが,ご飯を食べたり,本を読んだり,パソコンをいじったりすることができるだけでも嬉しさがこみ上げてくる。

周りに,孫の声やその母親たちの話し声が聞こえることが,気持ちを安らかにしているのかもしれない。

今日,胃カメラ検査をしてきた。する前は,大変怖気(おじけ)づいていたのであるが,思っていたより,短時間で終わったこと,苦しさもさほどでなかったこともあって,今日は大仕事を終えたと安堵している。

ほんとうは,大仕事でもなんでもないことであるが,今日,一日,することがあって,それをやり終えたという満足感がある。

これからもこういう気持ちでいられるとうれしい。

(2019年7月19日 金曜日 雨)