飯神社


ここ3か月ほど,週一のペースで図書館通いをしている。又吉直樹の新聞小説「人間」を読むためである。

又吉直樹が毎日新聞夕刊に新聞小説を発表するというニュースを聞いたとき,私の住む地域では,夕刊は発行されていないので,読めないなあと諦めていたが,あるとき,妻のお供で図書館に行ってみると,朝刊に新聞小説が連載されているではないか。これにはびっくり。しめしめと思い,それから図書館通いしている。

図書館には,最初,車で行っていたが,健康のため歩こうと思い,なるべく歩いていく。

飯(いい)神社は飯野山のふもとにある神社で,図書館に行く途中にある。我が家の氏神様である。深い森の中にあり,素朴なたたずまいをしている。

飯神社の裏参道から登っていく。参道の両側は竹林になっているが,手入れはあまりなされていない様子で,竹の切れ端が竹林に無造作に捨てられている。

明日が正月に向けた飯神社の一斉清掃日であるため,参道はまだ笹の葉が一面に散らばっている。裏参道の石段を登り,飯神社にお参りする。飯神社の山手には,飯天神が祭られており,そこにもお参りする。飯天神の横には牛の石像が安置されている。

天神さんから降りてくると,男女二人ずれにお会いし,挨拶を交わす。飯野山登山のついでにお参りに来た様子である。

山門,祓殿をとおり,表参道から下る。

(2018年12月15日 土曜日 晴れ)