大川(だいせん)山


江畑(えばた)道から中寺(ながでら)廃寺跡を経由して,大川(だいせん)山に登った。今回の登山は現在の私にとっては明らかにオーバーワークであって,途中,しんどい所をすべてハショッたにもかかわらず,たいへんしんどかった。

江畑林道へは,国道438号線で,炭所西を過ぎたあたりから右に折れる。道路の分かれ道には中寺廃寺跡の標識があるので,比較的分かりやすいが,江畑林道に入るあたりはナビの地図にも表示されないので,迷うかもしれない。事実,私と妻の乗った車は,あらぬわき道に迷い込み,元に戻る羽目になってしまった。

舗装された江畑林道を車で進むと,江畑駐車場がある。広い駐車場であり,妻にそこまで車で送ってもらう。江畑登山道は最近,整備された登山道のようで,国土地理院の地図には載っていない。急斜面の道がずっと続くが,道は整備されており,迷うようなことはない。

空は晴れ,木々の緑はまぶしい。さまざまな小鳥の鳴く声が聞こえ,いちいち気に留める暇もないが,その中で,大きい声でホホーと鳴く声が印象に残った。キジバトの声らしいが,姿は見えず。

ヤットコサ,の思いで,最初の目印,送電線の鉄塔に着いた。ここまでで,相当の疲れを感じ,展望台への登り道は回避する。

中寺廃寺跡あたりで,すこし平坦な道になり,ささいな休養に浸る。

中寺廃寺跡から阿讃縦走路へは,なだらかな道かと思いきや,そうではない。セメントの歩きやすい道ではあったが,急坂が続き,阿讃縦走路に辿り着いた時には疲労困憊の思いであった。

ビニールハウスの脇で,おむすび一個を食べ,妻に電話して,大川山に向かう。

阿讃縦走路は平坦で,比較的歩きやすかった。大川山に登るのは止め,迂回路の林道を行く。

大川山の下りは,山道をずっと降りたが,足は痛み,下りがこれほど辛いものとは思わなかった。

17時にJA琴南支店で,妻と待ち合わせのはずが,17時になっても下山できず,妻に随神門あたりまで迎えに来てもらい,帰宅する。

江畑駐車場 8:45 → 鉄塔 10:10 → 江畑柞野道分岐 10:20 → 中寺廃寺跡 11:00 → 12:50 阿讃縦走路 13:00 → 大川山登り口 14:00 → 大川山下り口 → 随神門 17:10

(2019年5月2日 木曜日 快晴)